覇気のない息子、走る。
2016/10/09
男親としては息子が躍動する姿を見たいのですが、そのような直太朗を見たことがありません。
普段は多くの時間を、絵本かマンガを読みながらゴロゴロと過ごします。
とにかく身体を動かしません。

運動するとしても、「精一杯」とか「全力」という言葉とは無縁です。
「競争」や「挑戦」も可能な限り回避します。
下は相撲大会を前に保育園に張り出されたカード。


上は運動会のカード。
まったくやる気が感じられないように見えますが、実のところ本当にやる気がありません。
特に本人からのコメントがないので、妻が一生懸命、にぎやかに装飾しています。
相撲大会は、誇張表現なくまばたきをしている間に敗れ去り、運動会のかけっこはビリ。
これまで、「あまり期待しないでおこう」と慰めあっていた僕ら夫婦ですが、
今年の運動会は、期待していた組体操に、ほとんど参加しないというふがいなさ。
(お友達とふざけていて、エスカレートして、いじけて、途中ほとんど突っ立っていた)
「これはまずいゾーンまで来ているぞ」と感じ、
その後、休日ごとに「自転車乗ろうよ」「サッカーしようよ」と体を動かすよう誘うのですが、
「昼寝したい」「寝室で遊びたい」という息子を動かせないまま、半ばあきらめムードで時は流れたのでした。
そんなある日。
朝からの雨が上がったタイミングで直太朗に「どこか行きたいところはないか」と聞くと、「リサイクルショップ!」との答え。
リサイクルショップには中古のおもちゃが格安で並んでいるからです。
ハイキングだとか、公園でサッカーとか、アクティブな提案を夫婦で繰り出したものの、
直太朗の希望は揺るがず、リサイクルショップ。
わが家から最も近いお店でも1.5㎞ほどあって、その距離感を息子も知っているはずなので、
「走って行くならいいよ」と返すと「いいよ、走ろう!」と直太朗。
いそいそと僕のバッグに僕の財布を入れて渡し、外へ駆け出します。

すぐに音を上げるはずと踏んで、一緒に走り出したのですが、意外や意外、まったく足を止めることなく、
とうとう1.5㎞ほどの距離を7分ほどで走り切りました。

運動会でも相撲大会でもまったく覇気がなかった直太朗が、
まさか一度も休まずに(しかもずっとおしゃべりしながら)1.5㎞も走るなんて。
保育園児の物欲ってすごい!
結局、選んだのはトッキュウジャーのロボットの右足。
大人からするとゴミとしか思えませんが、直太朗はご満悦のようす。

帰りはさすがに途中で力尽きて歩きましたが、
息子に少しはエネルギーが宿っていることを知り、ちょっとだけ安心した父でした。

(夫記)
普段は多くの時間を、絵本かマンガを読みながらゴロゴロと過ごします。
とにかく身体を動かしません。

運動するとしても、「精一杯」とか「全力」という言葉とは無縁です。
「競争」や「挑戦」も可能な限り回避します。
下は相撲大会を前に保育園に張り出されたカード。


上は運動会のカード。
まったくやる気が感じられないように見えますが、実のところ本当にやる気がありません。
特に本人からのコメントがないので、妻が一生懸命、にぎやかに装飾しています。
相撲大会は、誇張表現なくまばたきをしている間に敗れ去り、運動会のかけっこはビリ。
これまで、「あまり期待しないでおこう」と慰めあっていた僕ら夫婦ですが、
今年の運動会は、期待していた組体操に、ほとんど参加しないというふがいなさ。
(お友達とふざけていて、エスカレートして、いじけて、途中ほとんど突っ立っていた)
「これはまずいゾーンまで来ているぞ」と感じ、
その後、休日ごとに「自転車乗ろうよ」「サッカーしようよ」と体を動かすよう誘うのですが、
「昼寝したい」「寝室で遊びたい」という息子を動かせないまま、半ばあきらめムードで時は流れたのでした。
そんなある日。
朝からの雨が上がったタイミングで直太朗に「どこか行きたいところはないか」と聞くと、「リサイクルショップ!」との答え。
リサイクルショップには中古のおもちゃが格安で並んでいるからです。
ハイキングだとか、公園でサッカーとか、アクティブな提案を夫婦で繰り出したものの、
直太朗の希望は揺るがず、リサイクルショップ。
わが家から最も近いお店でも1.5㎞ほどあって、その距離感を息子も知っているはずなので、
「走って行くならいいよ」と返すと「いいよ、走ろう!」と直太朗。
いそいそと僕のバッグに僕の財布を入れて渡し、外へ駆け出します。

すぐに音を上げるはずと踏んで、一緒に走り出したのですが、意外や意外、まったく足を止めることなく、
とうとう1.5㎞ほどの距離を7分ほどで走り切りました。

運動会でも相撲大会でもまったく覇気がなかった直太朗が、
まさか一度も休まずに(しかもずっとおしゃべりしながら)1.5㎞も走るなんて。
保育園児の物欲ってすごい!
結局、選んだのはトッキュウジャーのロボットの右足。
大人からするとゴミとしか思えませんが、直太朗はご満悦のようす。

帰りはさすがに途中で力尽きて歩きましたが、
息子に少しはエネルギーが宿っていることを知り、ちょっとだけ安心した父でした。

(夫記)